自筆証書遺言作成のススメ(リスク・問題点の解消) 【大阪・豊中・吹田 行政書士あけぼの法務事務所】

自筆証書遺言のススメ(2)

 

 

自筆証書遺言のススメ Page.2■

<自筆証書遺言のデメリットの回避方法・遺言書の書き方>

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4.どうやったら自筆証書遺言のデメリットを無くすことができるの?

 

 

■■法律上無効とならないようにするための方法■■

 

 → この問題が起こるのは、専門知識が無い方が書き方を正確に知らないまま作成してしまうことが主な原因となります。そのため、

 

信頼できる書籍や作成サイトの内容をしっかりと読み、自力で遺言書を作成する』
  +
『内容について守秘義務を負う国家資格者(行政書士、司法書士など)に、作成した遺言書の法的有効性の確認(リーガルチェック)をしてもらう

 

ということが最も有効な手段となります。

 

当あけぼの法務事務所では、相続についての専門知識を有した国家資格者による自筆証書遺言の有効性確認(リーガルチェック)を行っております。ご依頼方法・手数料の詳細は下記ページをご参照ください。専門家に公正証書遺言の作成を依頼すると10万円〜場合によっては数十万円の費用が必要なのに比べ、チェックのみであればそのかなり安い費用で法的有効性を確認することができます。

 

 自筆証書遺言リーガルチェックサービスの詳細ページ

 

 

公正証書遺言は、自筆証書遺言のリスクがほぼクリアされており日本で最も安全な遺言書作成手段といえます。しかしながら、その費用の高額さゆえに敬遠されてしまっているという現実が確かにあり、そのために結局遺言書を作成しないまま、相続時に親族間で争いが起きてしまうというケースがあまりに多く存在しています。

 

そのような現状に鑑み、費用の面で格段に作成しやすい自筆証書遺言の作成が『有効』に行われ、かつ保管のサポート業務を併せて提供することで、そういったいわゆる『争続』によって親族間の関係が壊れるような不幸が1件でも減るよう、当所では尽力を続けております。

 

 

 

 

■■改竄を防ぐ+発見されない・紛失という状況を防ぐための方法■■

 

 → この問題を防ぐには、信頼のおける親族や第三者に遺言書を委ねることが必要です。(自筆証書遺言を保管してくれる公的機関は2018年現在存在しません) しかしながら、法律上の資格等を有しない一般の人物や団体にただ預けるには不安が残るかもしれません。

 

当所あけぼの法務事務所では、国家資格者により責任をもって自筆証書遺言を預かる保管サービスを行っております。加えて、1年に1度以上、ご依頼者様又はご指定頂いた宛先に、遺言書の預かり通知および変更等の有無のご確認レターを送付するサービスを無料で行っております。法律により守秘義務を負っており、職務上知りえた事実を第三者に洩らすことは禁止されていますので、遺言書の存在を秘密にしておくことが可能です。ご依頼方法・手数料の詳細は下記ページをご参照ください。

 

自筆証書遺言の保管・通知サービスの詳細ページ

 

 

 

 

5.法律上有効な証書遺言はどうやって作ればいいの?

 

 

<自筆証書遺言の書き方>

 

下記の内容を参考に作成してください。1か所でも不備があると、法的に無効となってしまう可能性があります。自力での作成は不安・内容の確認もやはり必要、といった場合は、遺言書の作成業務として当所でもご相談を受け付けておりますので、お気兼ねなくお問合せください。(■当所へのお問合せ方法■

 

 

(1) 大前提として、『満15歳以上』の年齢でないと遺言書は作成できません(作成しても無効となります)。 

 

(2) 全文を自筆で書くこと。

 

   → 文字通り、『全て』自分の手で書く必要があります。僅か一文字でもワープロでの印字などが含まれていればそれだけで無効となる可能性もあります。

 

   → 遺言書の内容の書き方に規則はありませんが、遺言書が自分の死後の財産の行く末を決定する法的文書である以上、その内容も財産の分割方法を明確に記載したものである必要があります。(誰誰への感謝であるとか、そういった内容は一般的には本文には記載せず、後述の「付言事項」と呼ばれる末尾部分にだけ記載します)。 文章の出だしも、「誰誰に私の財産を下記の通り相続させる」といった文言からいきなり始めて問題ありません。しかし、もちろん法的に無効な結果を希望することを記載してもそれが有効になることはありません。

 

   → まず、自分の財産を全てリストアップします。そしてそれらの財産のうち、『何の財産を』 『誰に』 『どのように』譲るのかを、誰が見ても分かるように<明確に>記載します。その際、もし遺されるご家族などの間で争いが起こらないことを望まれるのであれば、一部の人に偏った配分となるような分割方法は避け、極力不満の出ない内容にすることが重要です。

 

『何の財産を』という部分は、単に「100万円」とだけ書いても、それが手持ち現金なのかどこかの銀行の預貯金なのかが分からなければ財産を分割するのが困難になる可能性があります。預貯金なら「××銀行○○支店の普通預金口座」、不動産なら「××県○○市何丁目何番何号の建物」、有価証券なら「株券 ○○株式会社 ××株」といった具合に、はっきりと特定できるように記載します。同じく『誰に』の部分も、相手の氏名だけでなく、その人物の誕生日も併せて記載することではっきり特定が可能になります。

 

また、『どうやって』という部分は、「相続させる」 「遺贈する」 の二種類を使い分ける必要があります。この二種類以外の言葉(例えば、「渡す」「譲る」「贈る」「与える」など)は、全て「遺贈する」と書いたものとみなされます。「相続させる」と「遺贈する」では全く法的効果が異なります。原則は、法定相続人が相手の場合は「相続させる」、それ以外の相手には「遺贈する」と書けばほぼ問題ありませんが、自分の望む形になるかどうかどうしても不安という場合は、専門家に相談されることをお勧めします。

 

  → 遺言書の本文とは別に、「付言事項」と呼ばれる文章を末尾に記載することができます。この部分には、どうして本文のような財産の分割を希望するのか、という理由説明を書くことが一般的です。これにより、一部の相続人に多く財産を遺したいような場合に、他の相続人がその理由を理解することで、余計な不満や争いを避けることができます。たとえば「三女の○○には介護でとても世話になったので、他の兄妹たちより多く財産を遺します。他の兄妹たちは、どうか私の気持ちを汲んでもらえればうれしいです」といったものです。併せて、伝えたい感謝の言葉などをこの部分に記載することも一般的によく行われます。

 

(3) 縦書き、横書きは自由で、用紙の制限はありません。
   →筆記具もボールペン、万年筆など何を使用しても構いません。(録音や映像は無効です。)但し、鉛筆や消せるボールペンなどで書いた場合、安易に改竄できる状態になってしまいますので、できるだけ消すことが容易でない通常のインク等で作成されることをお勧めします。

 

(4) 日付、氏名を必ず自筆で記入すること。
   →日付については、『年』・『月』・『日』を全て書かなければなりません。よって、『2020年1月吉日』といった、日付を特定できない記載をすると遺言書全部が無効になってしまいます。
   →氏名についても、姓・名両方の正確な記載が必要です。社会的に認知されているような芸名やペンネームなどは、本人であることが特定できるため有効と認められる可能性がありますが、必ず認められるとは限りませんので、極力本名を記載することが望ましいといえます。

 

(5) 署名の後に捺印をすること。認印や拇印でも構いませんが、本人であることを照明するため実印が好ましいです。

 

(6) 文字を付け加える、削除する、又は訂正する時は、訂正個所を明確にし、その個所に捺印の上、署名すること。

 

 

<自筆証書遺言を封筒に入れる場合の注意点>

 

自筆証書遺言は、特に封筒などに入れなくてもその遺言書だけで有効です。しかしながら、汚損や変造等を避けるために、また遺言者の気持ち的にも、封筒に入れて封をすることが通常であるといえます。
しかしながら、法律上、封筒に入れて封をすると、開封する際に家庭裁判所の検認手続が義務付けられます。ですので、その手続が円滑に進むよう、下記に注意して封筒を作成・封入されることをお勧めします。
(もし家庭裁判所の検認手続をせずに開封してしまった場合であっても、遺言書自体は有効です。しかし、開封した者に5万円以下の罰金が処せられる可能性があります)

 

(1) 封筒の表に、『遺言書』と記載します。中に遺言書が入っていることをはっきり示すためです。

 

(2)  封筒の裏に、『開封をする場合、直接開封せずに、家庭裁判所の検認手続を受けること』という注意書きをします。相続人が誤って開封してしまうことを防ぐためです。

 

(3)  同じく封筒の裏面の適当な箇所に、『○年○月○日 遺言者 □□ □□』 のように日付と氏名を自筆し、氏名の横に捺印をします。この印鑑は、遺言書本体に捺印したものと同じものを使用してください。家庭裁判所にて検認の際、封筒の印影と遺言書本体の印影が異なっていると、誰かが中身を差し替えたのではないか、という疑惑が発生し、手続に支障が出る可能性があるためです。

 

(4) 上記1〜3で準備した封筒に、遺言書を入れます。(※専門家の法的有効性のチェックを受ける場合は、封入前に専門家へ見せてください。) のり等で封をしたあと、遺言書本体に捺印したものと同じ印鑑を使って、封の境に封印をします。

 

 

★本サイトは、外部サイト【うさぎ遺言】と提携しています★

 

同【うさぎ遺言】のサイトに掲載されている方法に則って遺言書を作成された方に、当所の遺言書に関するサービスの手数料を大きく割引いたしております。是非一度ご覧ください。

 

 

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